データベーススペシャリスト平成30年春期 午前Ⅱ 問16

問16

DBMSにおいて,デッドロックを検出するために使われるデータ構造はどれか。
  • 資源割当表
  • 時刻印順管理表
  • トランザクションの優先順管理表
  • 待ちグラフ
  • [出題歴]
  • データベース H14春期 問33
  • データベース H17春期 問39
  • データベース H19春期 問37
  • データベース H22春期 問17
  • データベース H26春期 問15

分類

テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理

正解

解説

待ちグラフは、実行中のトランザクションを各ノード、データのアンロック待ちの様子を矢印(有向辺)で表現したグラフで、デッドロックの検出に使用されます。
16.gif/image-size:250×129
X→Yは、トランザクションXがトランザクションYがロックしている資源のアンロックを待っていることを表し、待ちグラフ内に閉路(出発点に戻るループした経路)があればデッドロックが発生していると判断できます。このときDBMSはいずれかのトランザクションを強制的にアボート(中止)させることでデッドロックを解消します。

したがって「エ」が正解です。
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