HOME»データベーススペシャリスト平成28年春期»午前Ⅱ 問12
データベーススペシャリスト平成28年春期 午前Ⅱ 問12
問12
関係代数における直積に関する記述として,適切なものはどれか。
- ある属性の値を条件に付加し,その条件を満たす全てのタプルの集合である。
- ある一つの関係の指定された属性だけを残して,ほかの属性を取り去って得られる属性の集合である。
- 二つの関係における,あらかじめ指定されている二つの属性の2項関係を満たす全てのタプルの組合せの集合である。
- 二つの関係における,全てのタプルの組合せの集合である。
- [出題歴]
- データベース R2秋期 問9
- データベース H16春期 問25
- データベース H18春期 問24
- データベース H20春期 問27
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
エ
解説
直積は、2つの関係(表)に含まれる要素のすべての組合せを得る集合演算です。直積で得られる集合のタプル数は、両方の関係のタプル数の積になります(下の例でいえば3×2=6)。
- 条件を指定し表から行(タプル)を抽出する"選択"の説明です。
- 表から指定した列(属性)だけを抽出する"射影"の説明です。
- "結合"の説明です。
- 正しい。"直積"の説明です。