データベーススペシャリスト平成30年春期 午前Ⅱ 問22

問22

キャッシュメモリのアクセス時間及びヒット率と,主記憶のアクセス時間の組合せのうち,主記憶の実効アクセス時間が最も短くなるものはどれか。
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分類

テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ

正解

解説

主記憶の実効アクセス時間とは、キャッシュメモリと主記憶が存在する場合、実際の1アクセスに要する平均時間であり、以下の式で計算します。

 (キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)

この式に各選択肢の値を代入して実効アクセス時間を計算して最も短くなるものを導きます。
  • 10×0.6+70×(1-0.6)=6+28=34(ナノ秒)
  • 10×0.7+70×(1-0.7)=7+21=28(ナノ秒)
  • 20×0.7+50×(1-0.7)=14+15=29(ナノ秒)
  • 20×0.8+50×(1-0.8)=16+10=26(ナノ秒)
したがって実効アクセス時間が最も短いのは「エ」の組合せです。
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