データベーススペシャリスト令和4年秋期 午前Ⅱ 問3

問3

関係R(A,B,C,D,E)において,関数従属性 A→B,A→C,{C,D}→E が成立する。最初に属性集合{A,B}に対して,これらの関数従属性によって関数的に決定される属性をこの属性集合に加える。この操作を繰り返して得られる属性集合(属性集合の閉包)はどれか。
  • {A,B,C}
  • {A,B,C,D}
  • {A,B,C,D,E}
  • {A,B,E}
  • [出題歴]
  • データベース H24春期 問5

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

関係RにはA→Cの関数従属性があるので、属性集合{A,B}のAが決まればCも一意に決定します。Dが従属項となる関数従属性は存在せず、EもDが決定しなければ導くことができません。よって、属性集合の閉包は、最初に与えられた{A,B}にCを追加した{A,B,C}になります。

したがって「ア」が正解です。
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