令和6年午後2問2

リレーションシップについて、2点質問させてください。(どちらも同じような観点での質問です。)

(1)
模範解答では資材→棚別在庫へのリレーションシップが引かれていると思いますが、倉庫別在庫→棚別在庫への矢印を引くのではダメなのでしょうか？
問題文4.①にも「倉庫別と棚別の2階層で」という表現があったため、倉庫別在庫→棚別在庫への矢印を引いてしまいました。

(2)
保管条件付き発注→保管条件付き発注納入依頼ではなく、模範解答だと保管条件付き検収→保管条件付き発注納入依頼に矢印が引かれているのはなぜでしょうか？
7.(3)に「納入依頼は発注に対して行い」とあるため、保管条件付き発注→保管条件付き発注納入依頼への矢印が正解かと思っておりました。

初めまして。
私も初めてこの問題を解いた際は、同じ間違いをしました。
何度か解き直して以下で理解をしています。

(1)
倉庫別在庫→棚別在庫は棚の管理ができないため誤りかと思われます。
倉庫別在庫には倉庫と資材のリレーションがあり、どこの棚にあるかは把握していません。
どこの棚にあるかを管理したい場合は、棚と資材でリレーションを組むことで棚管理ができます。
棚には倉庫とのリレーションがあるため、どの倉庫の棚に何の資材があるか管理できることになります。
2階層という言葉がややこしいですよね。

(2)
保管条件付き発注には必ず検収の工程があります。
発注された梱包資材を「保管条件付き発注検収」で検収し、合格したものを最終的に入庫します。
保管条件付き発注から納入依頼へリレーションを引いてしまうと、検収を通っていないものに納入依頼をかけるイメージでしょうか。

 上記③より、金属材料は倉庫ごと品目ごとに基準在庫数量を決めていない。従って、倉庫別在庫の品目は、樹脂材料、薬品類、梱包材料です。
 棚別在庫数量は特に決まり事がありません。従って、棚別在庫の品目は、金属材料、樹脂材料、薬品類、梱包材料です。
 品目C(金属材料)の参照先がないので、リレーションシップを設定できません。

ご返信ありがとうございます。それぞれ以下で理解いたしました。

(1)
以下2点の理由で、倉庫別在庫と棚別在庫には別で線を引く必要がある。
・倉庫別在庫と棚別在庫はあくまで別管理(この倉庫のこの品目はこの棚に分けられる。という管理方法ではなく、この倉庫のこの棚にはこの品目がこの量だけある。という作業になると理解いたしました。)
・金属材料は、倉庫別在庫には含まれるが、棚別在庫には含まれない。

(2)発注→検収→納入依頼というフローになるので、検収から矢印を引く必要があるということですね。業務フローを理解していないと厳しいですね...