R2  午後2  問1  設問3(2)差異1について

はちさん  
(No.1)
以前のスレッド(https://www.db-siken.com/bbs/0511.html)でも質問されていたことですが、私にはそれでも理解できなかったので質問させてください。

模範解答は「住居番号、年月日順に行を追加したことにより、クラスタ率が高くなったこと」なのですが、クラスタ率が高くても、そのデータがデータバッファに存在するとは限らないはずです。
それなのに高クラスタ率=高バッファヒット率のように説明されているのが理解できません。

以前のスレッドではDCLさんがこう説明しています。
------------------------------------------------------------------------------
1.索引ページ
住居番号、行ロケータ
0001、*A (0001,1月のデータ)
0001、*A (0001,2月のデータ)
0002、*B (0002,1月のデータ)
0002、*B (0002,2月のデータ)

2.索引ページ
住居番号、行ロケータ
0001、*A (0001,1月のデータ)
0001、*B (0001,2月のデータ)
0002、*A (0002,1月のデータ)
0002、*B (0002,2月のデータ)

この状態で住居番号"0001"を使って検索すると…
1.はクラスタ率が高いのでデータページAにアクセスするだけで済む
(探索行数2、探索ページ数1、バッファA、データページAにバッファヒット)
2.はクラスタ率が低いのでデータページA、Bにアクセスする必要がある
(探索行数2、探索ページ数2、バッファA→B、バッファヒットなし)
------------------------------------------------------------------------------

まずこれが理解できなくて、1.のケースでも2.のケースでも1回目の検索ではバッファヒット率は0%ではないのでしょうか?

加えて、住居番号=0001で検索した後に住居番号=0002で検索したとします。
 1.のケース
  1回目の検索:ページAはバッファに存在せず、ページAをバッファへ読み込む。
  2回目の検索:ページBはバッファに存在せず、ページBをバッファに読み込む。
 2回の探索におけるバッファヒット率は0%
 2.のケース
  1回目の検索:ページA、B共にバッファに存在せず、ページA、Bをバッファへ読み込む。
  2回目の検索:ページA、B共にバッファに存在するためヒット。
  2回の探索におけるバッファヒット率は50%

となり、このケースではクラスタ率が低い方がバッファヒット率が高くなると思うのですが、この考えのどこかに間違いがあるでしょうか?
2025.07.03 22:54
ハチさん 
(No.2)
質問したいポイントについて整理しました。

高クラスタ率であればデータのI/Oは効率的になるが、それが高バッファヒット率につながるとは限らないのではないでしょうか?
高クラスタ率=高バッファヒット率となるには「シーケンシャルな探索である」という前提条件が必要なはずです。
今回の問題の場合だと処理5は以下の例ような順番で実行される必要があるはずです。
でも、性能試験の実施条件からはそのような内容は読み取れない。

例:
・1回目の処理5の実行条件 住居番号=1 年月日=2025/6/1
・2回目の処理5の実行条件 住居番号=1 年月日=2025/6/2
・3回目の処理5の実行条件 住居番号=1 年月日=2025/6/3
・4回目の処理5の実行条件 住居番号=2 年月日=2025/6/1
・5回目の処理5の実行条件 住居番号=2 年月日=2025/6/2
・6回目の処理5の実行条件 住居番号=2 年月日=2025/6/3
...

以上のことから、模範解答にある「住居番号、年月日順に行を追加したことにより、クラスタ率が高くなったこと」という回答に納得できません。
模範解答の理由をもう少し掘り下げて教えて頂きたいです。
2025.07.04 12:34
ぶどうさん 
(No.3)
> 性能試験の実施条件からはそのような内容は読み取れない。
 表13を読んで、そのように読み取るんじゃないの?
2025.07.04 21:24
DCLさん 
(No.4)
ご指名いただいたので、回答させていただきます。

検索は複数回数おこなう前提ではありません。あくまで1回。
1回目の検索の中で、バッファが利用されるという考えになります。
(2回目以降の検索は考えないで大丈夫。少なくとも現段階までのDB試験では不要です)
まずは一旦、考えていることをリセットしてみてください。

イメージはこんな感じです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
1:
(住居番号=1 年月日=2025/6/1)に該当する人間が100人いたとします。

2:
⇒① その100人が同じ部屋"1号室"に全てまとまっていれば、1号室を探すだけで事足ります
⇒② 100人が全て違う部屋"1~100号室"にバラけていれば、1~100号室を探して、全員連れてくる必要が有ります
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
・①がシーケンシャルアクセス。
・②がランダムアクセス。
・索引は(住居番号 = 1 年月日 = 2025/6/1)がどの部屋にいるか?だけがわかる早見表。
・バッファは最初の1人を探しに来た "1号室"という現在位置
・部屋 = データページ

相変わらずの説明下手ですが
まずはここまでを納得していただけると
2025.07.08 09:51
DCLさん 
(No.5)
短時間で走り書きしてるので、語句を随時修正していきます。

・バッファは最初の1人(次の1人)を探しに来た "N号室"という現在位置
・わかりやすくバッファサイズは1部屋分とする(バッファサイズが増えたところで、基本的な考えは変わりません)

当件…
DB試験、物理設計のとても重要な要素の1つになりますので、理解していただけるように、出来る限り助力させていただきます。
説明下手ですいません。
2025.07.08 12:35

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