平成30年春期試験問題 午前Ⅱ 問17

トランザクションの隔離性水準を高めたとき,不整合なデータを読み込むトランザクション数と,単位時間に処理できるトランザクション数の傾向として,適切な組合せはどれか。

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分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:トランザクション処理
解説
隔離性水準とは、トランザクションに指定できる直列化制約の度合いで、隔離性の低い順に「READ UNCOMMITTED」「READ COMMITTED」「REPEATABLE READ」そして「SERIALIZABLE」の4種類があります。

トランザクションの隔離性水準を高めるほど、トランザクションの同時実行に起因する異常の数を減らすことができます。しかし、異常を起こさないために実行を待つトランザクション数が増加することになるため、同時実行できるトランザクション数が減って処理効率は低下します。

したがって「エ」の組合せが適切です。

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