平成22年春期試験問題 午前Ⅱ 問22
問22解説へ
ストレージのインタフェースとして用いられるFC(Fibre Channel)の説明はどれか。
- TCP/IPの上位層として用いられる。
- 接続形態は,スイッチを用いたn対n接続に限られる。
- 伝送媒体にはツイストペア又は光ファイバを用いることができる。
- 物理層としてパラレルSCSIを用いることができる。
正解 ウ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
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解説
ファイバチャネル(FC:Fibre Channel)は、コンピュータと周辺機器を高速かつロスレスで接続するデータ転送規格で、ANSIのT11委員会によって標準化されています。主にサーバとストレージを繋ぎストレージエリアネットワーク(SAN)を構築するのに用いられています。
- ファイバチャネルはTCP/IPと異なるFC0~FC4までの階層化されたプロトコルを持つためTCP/IPとの互換性はありません。
- ホストとストレージを1対1で繋ぐ「ポイントツーポイント型」、1台のFCスイッチに1台以上のストレージが繋がれる「ファブリック型」、及び複数台のホストとストレージをループ状に繋ぐ「調停ループ型」があります。
- 正しい。伝送媒体として光ファイバケーブル又は銅線のツイストペアケーブル、同軸ケーブルが使用可能です。
- ファイバチャネルはシリアル転送方式を採用しているためパラレルSCSIは使用できません。
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