データベーススペシャリスト平成26年春期 午前Ⅱ 問1

問1

概念データモデルの説明として,最も適切なものはどれか。
  • 階層モデル,ネットワークモデル,関係モデルがある。
  • 業務プロセスを抽象化して表現したものである。
  • 集中型DBMSを導入するか,分散型DBMSを導入するかによって内容が変わる。
  • 対象世界の情報構造を抽象化して表現したものである。
  • [出題歴]
  • データベース R5秋期 問3
  • データベース H15春期 問2
  • データベース H20春期 問21

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース方式

正解

解説

概念データモデルは、データベース化の対象となる実世界のデータ構造とその制約を表したモデルです。概念データモデルは、システムやデータベースの設計段階で作成され、通常、E-R図を使用して視覚的に表現されます。

概念データモデルの設計は論理データモデルの設計に先立って行われます。概念データモデルを「関係モデル」「ネットワークモデル」「階層モデル」「オブジェクト指向モデル」などの形式で記述したものが論理データモデルです。さらに論理データモデルをコンピュータ上に実装できるように変換したものが物理データモデルになります。
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  • 論理データモデルの説明です。
  • 概念データモデルは、プロセスではなくデータ構造と制約を表現したものです。
  • 物理データモデルの説明です。概念データモデルはコンピュータ上の実装(格納形式など)から独立しています。
  • 正しい。概念データモデルの説明です。
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