データベーススペシャリスト平成23年特別 午前Ⅱ 問2

問2

データベースの関係モデルの候補キーの説明として,最も適切なものはどれか。ここで,極小の組とは,その組から属性が一つでも欠落すると唯一識別性を失ってしまう組をいう。
  • 関係のタプルを一意に識別できる属性,又は属性の組
  • 関係のタプルを一意に識別できる属性,又は属性の組で極小のもの
  • 関係のタプルを一意に識別できる属性,又は属性の組で極小のものから選んだ一つ
  • 関係のタプルを一意に識別できる属性,又は属性の組で極小のものから一つ選んだものの残り

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

候補キー(candidate key)とは、ある関係の1つの組を一意に決定できる属性、又は属性の組合せで極小のものです。極小とはある組を一意に決定するため必要な属性以外が含まれていない様子を示します。ある関係に候補キーが1つしかない場合は自ずとそれが主キーとなり、候補キーが複数ある場合はその中から1つが主キーとして選択され、残りは代替キー(alternate key)となります。

以下にそれぞれのキーの関係を示します。
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  • スーパーキー(super key)の説明です。
  • 正しい。候補キー(candidate key)の説明です。
  • 主キー(primary key)の説明です。
  • 代理キー(alternate key)の説明です。
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