データベーススペシャリスト平成21年春期 午前Ⅱ 問14

問14

関係データベースを利用して,データウェアハウスをスタースキーマ構造で作成することがある。このとき分析の対象とするトランザクションデータを格納するテーブルはどれか。
  • ディメンションテーブル
  • デシジョンテーブル
  • ハッシュテーブル
  • ファクトテーブル
  • [出題歴]
  • データベース H19春期 問12
  • データベース H26春期 問17

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース応用

正解

解説

スタースキーマは、多次元データモデルを表現するように設計されたスキーマで、データウェアハウスの実装で用いられます。スタースキーマは、1つ以上のファクトテーブルと外部キーを介して関連付けられている1つ以上のディメンションテーブルで構成され、中心となるファクトテーブルに各ディメンションテーブルが結ばれた星(スター)型構造をもつため、このように呼ばれます。
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  • ディメンションテーブルには、ファクトテーブルから参照される属性値が格納されます。
  • デシジョンテーブル(決定表)は、複数の条件とその条件の組合せに対する処理や行動の関係を一覧にした表です。多次元データベースとは関係がありません。
  • ハッシュテーブルは、キーと値の関係を保持するデータ構造です。多次元データベースとは関係がありません。
  • 正しい。ファクトテーブルは、売上や注文などの時間を追うごとに発生するイベント毎の実測値(数量)とディメンションテーブルを参照する複合主キーから成るテーブルで、分析の対象となります。
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